25m達成へのドラマ
- 公開日
- 2017/07/14
- 更新日
- 2017/07/14
校長より
—25m泳げるようになって卒業を—
そう、6年生に宣言して、これまで練習を繰り返してきました。
今日の午後は、5・6年生のプールです。
暑い日ですが、プールの中では熱い練習が繰り返されます。
特に、25mの目標を達成していない子にはマンツーマンの指導です。
徹底した個別指導が本校の「売り」。
それは、水泳の学習でも変わりません。
船引副校長もプールに入って熱血指導です。
考えてみると、現在、日本の多くの学校が水泳の学習を行っているわけですが、校長、副校長が職員室を空けて、プールに張り付いている学校はそう多くないでしょう。
本校は、全教員が本気です。
6年生で25m泳げない原因は3つ考えられます。
(1) 25m泳ぎ切る体力がない。
(2)手のかき方や息継ぎの仕方などの技能が習熟できていない。
(3)「自分は無理」「苦しいからやめよう」等の心理面の課題がある。
本校の6年生の場合、(1)の体力は全員十分あると考えられます。
(2)の技能は、練習を積み重ねれば必ず身に付きます。
問題は、(3)の心理面です。
だから、私たち教員は、ひたすら子供たちを励まし続けます。
「あと半分!」「バタ足強く!」「残り5m!」など、大声で応援します。
このことが大きな効果を上げるのです。
今日も、見事何人かの子が初めて25mを泳ぎ切りました。
教員も、見ていた子たちも全員で拍手です。
目標を達成し、校長とがっちり握手するときの子供の表情は感動的です。
だから、教師はおもしろいのです。
できなかったことができるようになる場所が学校。
そのために、私たち教員は、全員で子供たちを支え続けます。【校長】