学校日記

「ふれあい(いじめ防止強化)月間」の取組について

公開日
2017/06/22
更新日
2017/06/22

校長より

東京都の全ての公立学校では、6月、11月、2月を「ふれあい(いじめ防止強化)月間」とし、いじめ等の問題行動の早期発見・早期対応、未然防止等の具体的な取組を実施することとなっています。

本校は、今月は「体力向上月間」であり、「ふれあい月間」でもあるということです。

以前、本校ホームページにも記しましたが、私は、「互いを思いやり、仲の良い集団」には、いじめは極めて起こりにくいと考えています。

現在、握力&愛情強化を前面に出し、「にぎにぎ大作戦」を展開していますが、実は、真の目的は、「互いを思いやり、仲の良い集団」をつくることにあります。
日常的に握手している人間関係の中では、いじめは起こりにくいと考えられるからです。

また、新たに始めた「あいさつクエスト」の取組も同様です。
日常的にあいさつし合う人間関係の中では、いじめは起こりにくいと考えられます。

たて割り班活動も、異年齢間での人間関係を強固にするために実施しています。

本校では、「ふれあい月間」だけでなく、年間を通じて、「互いを思いやり、仲の良い集団」づくりを進めようと、全教職員一丸となって取り組んでいます。

しかし、子供たちの内面は、なかなかつかみにくいものです。
そこで、本校では、スクールカウンセラーによる全員面接を年2回実施し、子供の発する小さなサインも見逃がさないようにしています。

他校では、5年生だけを対象に年1回実施するのが基本です。
本校は、小規模校のメリットを生かし、相談の機会を増やすことで、得た情報を共有化し、いじめ等の早期発見につなげたいと考えています。

学校は、楽しく、真剣に学ぶ場。
その環境を整えるのも大事な学校の責務です。【校長】

※写真は全員面接のイメージで、実際に実施しているところを撮影したものではありません。