たてわり班活動

学校日記

H.25.10.28 朝会講話から

公開日
2013/10/28
更新日
2013/10/28

学校より

H.25.10.29 朝会講話
 10月に入り、大きな台風が3つ日本に近づいてきて、大きな被害をもたらしました。東京都の大島では、火山の噴火で降り積もった火山灰でできた土地が洪水で流されて土砂災害が発生し、大きな被害が出ました。 
 たくさんの方が亡くなられ、今も行方不明になっている方々いることを、みなさんもテレビでみて知っていると思います。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一刻も早く大島の災害が復旧されることを校長先生は願っています。
 さて、先週5年生のあるクラスで「台風」の学習をしていました。台風の動きや台風がもたらす暴風雨について映像を見ながら、勉強していました。そこで校長先生も台風の由来について少し調べてみました。
 今から1000年くらい昔の日本では、台風は、野原の草を吹いて分けることから「野分」(のわき、のわけ)と言われていました。これは、「枕草子」「源氏物語」という古い日本の書物に書かれています。
 江戸時代には、オランダ語の本を訳して「颱風」(当時ぐふう)とされ、明治時代のはじめには、外国の言葉が日本に入ってきてタイフーン(typhoon)または大風(おおかぜ)などと呼びました。この頃から呼び方は、「たいふう」になっていったようです。
そして、1956年に漢字の書きかえがあって、「颱風」と書かれていたのを「台風」と書きかえたようです。
 また、現在世界では、台風には3つの呼び方があります。日本の近くでは、タイフーンと呼び、アメリカの近くでは、ハリケーンと呼び、そしてインドの辺りでは、サイクロンと呼びます。タイフーン、ハリケーン、サイクロン、名前は違いますが、意味はみな同じです。
 今日は、はじめに台風について、一つお話をしました。
 もう一つお話をします。
 みなさんの生活のことで、校長先生が一つ気になっていることがあります。それは、上履きのことです。かかとを踏みつぶして、サンダルのように履いている人はいませんか?かかとを踏みつぶしていると歩くのに歩きづらく危険です。靴もすぐにいたみます。靴はきちんと履きましょう。
 そして、みなさんが学校に来た時、帰る時、登校・下校の時に、靴箱にきちんと靴を入れていますか?靴箱には、かかとをそろえて靴をきちんと入れましょう。靴箱は、みなさんがみんなで使っている施設です。みんなで気持ちよく使うためにも、一人一人が靴をきちんと入れましょう。これは、校長先生が、長沼小の子供たち全員がしてほしい生活の約束です。しっかり守ってください。
 最後に芝生のお話をします。冬芝の種をまいて2週間経ちました。芝生に緑の芽が出て、うっすらと緑になっているのに気付きましたか?冬芝が大分生長してきました。みなさんが協力してくれたおかげです。ありがとうございます。あと1週間見守ってください。そして、来週から芝生で遊んでもよいことにします。
 今日は、台風、上履き、芝生の三つのお話をしました。