令和6年度終業式 「1学期を振り返って」
- 公開日
- 2024/07/20
- 更新日
- 2024/07/20
学校の様子
7月20日の終業式で、学年代表が発表してくれた「1学期を振り返って」です。
<1年生代表>
4月から初めての中学校生活が始まり、もう4か月が経ちました。4か月経った今、私達は学年の色々な課題と良いところを見つけました。
最初は授業時の態度についてです。4月の時は授業中に騒がしくなったり、寝ている人がいたり、授業に集中できていないように感じました。今では、声をかけてくれたのもあり、騒がしくなることが減りました。しかし、まだ直った訳ではないので、引き続き声かけをしていこうと思います。
次は朝読書についてです。本来は25分スタートですが、25分から始めると少し遅くなってしまうので、20分から始めるようにしています。ですが、朝読書をスムーズに始められないクラスがほとんどです。声をかけなきゃ朝読書が始まらない、朝読書中に喋っているなど色々な課題が出てきます。ほかにタイムくんチェックが昼休みまでに終わらない、チャイム着席ができないときがあるなど時間通り、スムーズにいくことがないときがあります。まずは、自分で時間を確認し、朝読書がスムーズに始められ、タイムくんチェックが昼休みまでに終わるよう学年全員で引っ張っていこうと思います。
次に学年の良いところです。1学年の良いところは仲が良い、協力し合えるということです。まず仲が良いというのは、給食の時間に毎日班で楽しそうに話しているからです。他に男女で分かれていることもなく、仲が良いからです。協力し合えるというのは、6月にあった地域調査で、当日雨で大変だったけれど班で協力しながら無事に終えることができたからです。同じく6月にあった体育祭で、学年種目の台風の目の反省を何度も行い、どうすればよいかを話し合い、協力しながら練習できたからです。
まだ、伸びしろがあるのでクラスで支えあいながら、今の反省をなくせるよう頑張りたいと思います。
2学期には移動教室があり、大変なことも多くなると思いますが、1学期の反省を生かし、クラスで声をかけ合いながら、学年のみんなで2学期も頑張っていきたいと思います。
<2年生代表>
2学年では先日、職場体験がありました。その職場体験で学んだことを話したいと思います。
それは、挨拶や返事の大切さです。初め、事前訪問に行ったときに挨拶をしたら返してくれるかどうか不安で、少し小さな声でしてしまい、「挨拶はしっかりするんだよ。」と言われてしまいました。なので当日はすれ違うときは絶対に挨拶することや、説明を受けているときは相槌を打ち、返事は大きな声で言うことを意識しました。
また、職場体験当日は私が苦手な単純作業がとても多く、あまりやる気が出なかったときがありました。そのときに担当の方が「自分のペースで一生懸命やればいいよ。」と言ってくれて、最後までやり抜くことができ、ゆっくりでも一生懸命やることの大切さを学びました。これらの職場体験で学んだことを学校生活に活かしたいです。
しかし最大限に活かすには、反省点や課題を解決しなければいけないと思います。私の1学期の反省点は、挨拶をするときに相手の顔色をうかがって恐る恐るしてしまったことや、言い返されたらどうしようなどと思ってあまり声かけができなかったこと、みんなの前で話すときに声が少し小さくなってしまうことです。2学期からは挨拶をするときに相手の目を見てしたり、自分から積極的に行動したりすることを心がけたいです。
2学期には合唱コンクールなどもあります。学年みんなで協力して1年生の見本となるような学年にしていきたいです。
<1組代表>
1組は1年生から3年生が一緒になって様々な行事を行います。その行事の中で、3年生は最上級生としての自覚をもつことができ、2年生は今までより周りが見えるようになりました。そして1年生は、精神的にも体力的にも中学生らしく成長することができました。それぞれの学年でよい成長が見られた1学期だったと思います。しかし、課題もあります。
1組は「着席チャイム時間を大切に!」「耳、目、心、姿勢で話を聞こう!」「授業では積極的に発言しよう!」という目標を立てました。結果としては、多くの人が着席チャイムを意識し、積極的に発言する姿が見られました。しかし、話を聞く場面では、何度も先生方から注意を受けることがありました。
2学期は一人ひとりが気を付けるとともに、先生から注意される前に1組委員としての呼びかけを頑張りたいです。そして、次の1組委員により良い1組を引き継げるようにしたいです。
<3年生代表>
最高学年となってから約4か月が経ちました。1学期を振り返ってみると、最高学年としての自覚が芽生えていると感じられる場面が多々ありました。
体育祭では、主体的に行動する場面が増えたと思います。1年生の時は先生に言われないと行動できないことが多くありました。しかし3年生になり、動画を撮影して課題を見つけ、どのような練習をしたら改善できるかについて、実行委員を中心に話し合うことができました。さらに、自分が出る競技だけを本気で取り組むだけでなく、大きな声で応援するという、体育祭に全力で取り組む姿勢は最高学年としての良い姿になったと思います。
また、定期考査では受験に向けての意識が高まり、1,2年生の時よりも勉強の時間が増え、良い結果が出たという人も多くいたと思います。一方で、体育祭やテストなどの大きな行事が終わったことで、気が緩み、授業前の準備やチャイムが鳴る前に着席するという、基本的なことがおろそかになっている人も多く見受けられました。
「受験は団体戦」と言われるように、個人個人だけでなく、クラス、学年の雰囲気が大切になってくるので、2学期からは気を引き締めて行動していきましょう。
いよいよ明日から夏休みが始まります。夏休みは受験の天王山と言われるほど大切な時期です。自分で計画を立て、楽しむ時と集中する時のメリハリをつけ、楽しく充実した夏休みを過ごしていきましょう。そして、修学旅行や合唱コンクールなどの行事が多くある2学期では、体育祭で培った、主体的に行動する力を生かし、勉強との両立に励みながら行事にも全力で取り組んでいきましょう。