2年生「車いすの生活講話」
- 公開日
- 2020/11/10
- 更新日
- 2020/11/10
学校の様子
11月10日(火)
6校時 2年生は身体障害のため車いすを使って生活している方を講師にお迎えし、講話を聞きました。講師の先生は出生時の原因で脳性麻痺による手指体幹障害となり、車いすでの移動のほか、日常生活での様々な場面で不便があります。
講話では、日常生活の様子、電動車いすや靴の価格、国からの助成などについて、生徒からの質問に答えたり生徒への質問を投げかけたりしながら、具体的にイメージしやすいように伝えてくださいました。
最後に皆さんにお伝えしたいこととして、「障害は本人の問題だけでなく、社会の意識によっても変わってくるもの」という話が印象的でした。
写真上)調布から電車で宮上中まで来てくださいました。
写真中)講師の先生から「電動車いすの価格はいくらだと思いますか?」
「どうしてこんなに高いのでしょう?」の質問に生徒が答えま
す。
写真下)「障害は社会の意識によって変わります。」と締めくくった講話
に対し、「バリアフリーの社会が早く作れるようにしたいです」
と代表生徒によるお礼の言葉。
帰り際に、こんなことを分かってくれるとありがたいということはありますか?と伺ったところ、
・声をかけるときに「手伝いましょうか?」よりも「どうしました
か?」の方がありがたい。
・後ろから自転車でベルを鳴らされたり、急に声をかけられると怖い思
いをする。
・知っている人の場合、自分が名乗ってから声をかけてもらえると安心
する。
などを教えてくださいました。