9月30日(月)全校朝会が校庭で行われました。
校長講話は「今 自分にできること」について話しました。
5年生の移動教室の話、2020年のオリンピック東京開催決定に触れて「世界の都市の中から東京が選ばれたのは本当に嬉しい。ただ、喜んでばかりはいられない。自分たちにできることに取り組みましょう。」と話しました。
(詳しくは 下記 <追記>をクリックしてください。)
副校長先生から、「地域を流れる小川を大切に」と言う話がありました。
「小川をきれいに清掃してくださっている方がいらっしゃる。
ゴミを拾って(ゴミ軽減のため)乾かしてから捨てるようにしている。そのゴミを皆さんはいじらないように。みんなで小川をきれいにしていきましょう。」と言う話でした。
2学期が始まって約1ヶ月。先週の木曜日26日(木)から5年生は姫木平へ行ってきました。1日目は台風の影響でものすごいお天気でした。13メートルという強い風が吹き、気温も5度しかなったそうです。そんな中ハイキングを行いました。5年生はそれぞれの人たちが、それぞれの役目をしっかり果たし、よい移動教室となりました。来年の日光移動教室に向けて自信になったことと思います。
5年生だけではなく、先々週には3年生が社会科見学に出かけました。国体のおもてなしの花も植えたりもしました。東京国体もスタートし、昨日の自転車競技を見た人もたくさんいたのではないでしょうか。
いろいろなことが始まっている2学期ですが、「新たな気持ち」で、一日一日を大切に、夢に向かってがんばっていると思います。
さて、9月7日に、東京での2020年のオリンピック開催が決まりました。
世界の都市の中で東京が選ばれたことを、校長先生は素直に嬉しく思います。
経済効果は何兆円などと言われ、どのくらいのお金なのか想像もつかない額のお金が動き、東京や日本が元気になれるのだそうです。今まで働きたくても働けなかった人も、仕事を選ばなければ、かなりの人が仕事に就くこともできるそうです。
ただ、嬉しいことばかりではなく、考えていかなければならないこともたくさんあります。
オリンピック招致の際日本の課題とされた福島の放射能の問題。たくさんの方が、自分の家にもまだ帰れない状況です。本当に大変なことです。
東日本大震災の津波の被害もそうです。去年の2月に校長先生は実際に被害の様子を見てきました。地震から1年たっていたのに、まだ、片付けをしていました。被害の大きかった大川地区では、ダンプカーががれきを積んで何十台も何百台も走っていました。まだ見つかっていない人も9人いて、もしかしたら今歩いている地面の下に閉じ込められているかも知れない。そう考えたら本当に何も言えず、黙って慰霊碑に手を合わせるしかありませんでした。
大変な思いをしている人たちに、あるいは、2020年のオリンピック開催に向けて、さらには、日本をよりよくするために、日本人一人一人が何か行動を起こすことが大切だと思います。
7年後のオリンピック 日の丸を背負って日本代表として出場する人がこの中から出るかも知れません。また、選手ではなくてもオリンピックに関わる人は出てくると思います。
そのために今どんなことをしたらいいのか、すべきなのか、どんな小さなことでもいいのです。「今 自分にできること」は何か。いつも考えて、一日一日を無駄にしないで、夢に向かって頑張って欲しいと思います。
例えば、頑張っている東北の人たちのことを忘れない、お小遣いをためて募金をするなんてこともできるでしょう。日本をよくするためにはまず自分の周りからと考えて、困っているお友達悲しい思いをしているお友達に声をかけるとか、もっと簡単なことでは、ゴミが落ちていたら拾って日本をきれいにしていく。そんな小さな行動も、必ず日本をよくしていくと思います。「今 自分にできること」を考えて行動して欲しいと思います。
今日は、2020年のオリンピック東京開催決定に関連して「今 自分にできること」を考えていきましょうと言うお話をしました。