11月の避難訓練講話「起震車訓練」
- 公開日
- 2024/11/06
- 更新日
- 2024/11/06
校長室より
11月避難訓練(起震車訓練)講話
今日の訓練は地震、それに引き続く給食調理室からの火災、という想定でした。地震も火災も皆さんは何度も避難の訓練を重ねているので、守るべきルール、取るべき行動は理解していると思います。でも、訓練ではどうしても再現できないことがあります。何だかわかりますか?それは、地震の訓練をしても「実際には揺れない」、火災の訓練をしても「実際には煙が迫ってこない」ということです。やり方が分かっていても、本当の地震や火災の時に正しい行動、練習してきた行動ができなければ、命を守ることはできません。黒い煙を吸い込めば、大人でもすぐに気を失ってしまうのです。大きな地震が来たら、机の下にもぐってじっとすることも、素早く行動することもととても難しいのです。今日の訓練はそのために特別の車に来てもらいました。「起震車」といいますね。5年生を中心に体験をしてもらいますので、みんなが体験することはできないのですが、ぜひ、自分の教室、自分の家などをイメージしながら、見て、感想を聞いて、しっかり学んでください。残念ですが、皆さんは今後の人生でおそらく大地震に遭遇します。そんな時、自分の命を守れるように、今日の訓練をしっかり目に焼き付けてください。5年生も訓練でけがをすることがないように、真剣に臨んでください。