秋の交通安全運動
- 公開日
- 2024/09/24
- 更新日
- 2024/09/24
校長室より
毎年春と秋の一週間、全国で一斉に「交通安全運動」が実施されること、知っていますね。春は学校やお仕事などで新しい場所に通うようになる人が多いことから、交通事故が増えてしまうことがあります。では、秋はなぜ交通安全運動を行うのでしょうか。それは、夏が終わって秋になると太陽が沈む「日没」がとても早くなり、皆さんが出かけたり遊んだりしている間に暗くなってしまうことでやっぱり事故が増えてしまうからなんです。たとえばひと月前の8月24日は18:19でしたが、今日9月24日の日没は17:35、来月10月24日になると16:54とどんどん暗くなり、交通事故が起きやすくなってしまうのです。
今週は特に交通事故に気を付けて過ごし、この先も安全に過ごせるように習慣づけてください。昨年令和5年に交通事故でけがにあった人の数は368273人。そのうち約3000人もの方がなくなってしまっています。本人は勿論、家族も友達も、みんな悲しい気持ちになるのが交通事故です。交通事故に遭わないようにするには、一人一人がルールとマナーを守る心がけをするしかありません。しっかり意識をしていきましょう。
今回の交通安全運動で特に気をつけることは次の3点です。
1 子供と高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保。
2 夕暮れ時と夜間の交通事故防止及び飲酒運転などの根絶。
3 自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
少し難しい言葉もありますが、皆さんに絶対に守ってほしいことは次の3つです。
一つ目…交通ルールをしっかり守る、ということです。実はお年寄りや子供たちの中で横断歩道や信号を守らない人が大変多いのだそうです。
二つ目…反射板などの付いたカバンや上着を身につける、ということです。車からよく見えるように、反射板などの付いたカバンや上着を着ることも大変有効です。黄色い帽子、黄色いランドセルカバー、そのほかにも「反射板」などを使うことで、車からよく見え事故を防ぐことができるんですね。学校の行き帰り以外も、身につけられるものを考えておきましょう。
三つ目…自転車に乗るときは必ずヘルメットをかぶる。そして暗くなる前にライトをつける、ということです。一番大切な頭を守るヘルメットをかぶるのは当然ですが、自転車にのるということは、誰かにぶつかってけがをさせてしまうかもしれない、だから、ライトをつけ、ルールを守って自転車には乗ってください。
今日から、しっかり心がけて過ごしていきましょう。