10月9日(金)
- 公開日
- 2020/10/09
- 更新日
- 2020/10/09
今日の献立
絹産業が栄えると、養蚕農家の人たちは大切な蚕のお守りを
高尾山薬王院に授かりに行きました。
やがてこの噂が広まり、多くの人が参拝に訪れるようになりました。
今日は高尾山薬王院料理長監修の『高尾山御膳』です。
五穀ごはん
がんもどき
八王子きくらげの佃煮
小松菜ののおひたし
精進だしの翠靄汁
牛乳
です。
【がんもどき】は、豆腐をつぶして細かく切った野菜などと混ぜ、
油で揚げた料理です。雁という鳥の肉に味を似せたことから
この名前がつけられたと言われています。
【精進だしの翠靄汁】は、高尾山の自然の豊かさと厳かな様子を
イメージしました。
【精進だし】はこんぶや椎茸などの、植物性の食材でとった出汁です。
汁の中に「あおさ」を入れて、翠靄「緑色のもや」を表しました。