令和8年度2学期始業式講話
- 公開日
- 2026/08/26
- 更新日
- 2026/08/26
校長室より
みなさん、おはようございます。いよいよ2学期が始まりました。夏休み、元気に過ごしていましたか?なんだか顔つきも大人びてきて、みんな大きくなりましたね。さて、今朝もまだまだ暑い。「暑いんだからまだ夏休みにして!」という声が聞こえてきそうですが、今年の夏は「暑さ」だけでなく、災害級の大雨も降りました。調べてみると、この大雨も、「地球温暖化」と関係があるようなのです。「雨が降ったら涼しくなるんだからおかしい」、と思うかもしれません。でも、ゲリラ豪雨が降る仕組みは日中の暑さによって地面や海面が温められ、温められた空気は「上」に向かって上がっていく。この気流がモクモクした積乱雲いわゆる「入道雲」を発達させて、大雨を降らせているのだそうです。だから、地球が暑くなるこのサイクルをどこかで止めないと、この地球も安心して暮らせる星ではなくなってしまいそうですね。
その災害。つい数日前も、夜中に大きな地震がありました。7月末には熊本県を中心とする大地震が、そして10日ほど前には千葉県を一日で3か月分の雨が降ってしまう、というとんでもない豪雨災害がありました。道路も車も家も、水に浸かってしまった様子をニュースで見た人も多いと思います。実は校長先生は、先週の水曜日と金曜日に、この豪雨災害に見舞われてしまった千葉県大網白里市、というところに行ってきました。「災害ボランティア」って聞いたことありますか?家の中の、床の上まで泥水が上がってきて、畳も、絨毯も、ソファもタンスも、みんなダメになってしまった人が大勢いる。その人たちが生活をやり直すためには、まず片付けが必要で、校長先生はそのお手伝いに行ってきたのです。水を吸ってとっても重たくなった畳を運んだり、軽トラックを運転して物を運んだりするのは、とっても暑い日だったのでちょっと大変でしたが、校長先生の心の中は、困っている人の少しだけ力になれた、という嬉しさでいっぱいになりました。誰かのために一生懸命頑張る、というのがこんなに幸せを運んできてくれるのだとこの歳になって初めて知りました。
実は、このボランティアに行こう、と思ったきっかけは6年生でした。今年度が始まってから、リーダー学年になった6年生は、いつもどんな時も、下級生のことを第一に考え、笑顔で行動していました。日光移動教室に行くと、今度は参加できなかったり困ったりしているお友達のことを一番に考えて行動していました。そんな様子を「とっても立派でした」と皆さんにも紹介してきたと思うのですが、そうしているうちに校長先生の心の中にも少しずつ、「誰かの役に立ちたい」「困っている人に喜んでもらいたい」という気持ちが大きくなっていったのです。だから、この夏、災害で困っている人のことを知ったとき、「何か自分にもできるかもしれない」と考えられたのです。校長先生はこの南大沢小学校に来て4年目になりましたが、その間に校長先生も少しずつ心の中が豊かになっていったんだな、と嬉しくなりました。ここはみんなが成長する学校だものね。
さて、1学期の終業式で、校長先生が出した宿題を覚えていますか?それは…「全員元気に2学期始業式を迎えること」でした。今日残念ながらお休みしている人もいるけれど、大きなけがや病気の話は聞いていません。こうしてみんなが素敵な笑顔で学校に戻ってきて、本当にうれしく思います。みんな合格です。この夏、校長先生は自由研究の題材に先ほどお話した「災害ボランティア」のことを選びました。クロームブックの「全校クラスルーム」に出しておくので、ちょっと難しいけど、ぜひ見てくださいね。そして、校長先生はみなさんが取り組んだ「自由研究」を見るのがとっても楽しみです。家族に相談したり、失敗してやり直したり、思うようにいかなかったこともあったかもしれません。もしかしたら宿題や自由研究がまだ出来上がっていない人もいるかもしれません。でも大丈夫、今度の週末にでも、挑戦してみてください。皆さんの取り組んだ成果を楽しみにしています。
さあ、2学期がスタートします。5年生の移動教室、運動会、全校遠足、音楽会…楽しい行事も続々やってきます。君たち全員が学校生活の主役になれるようにするには、「誰かのために頑張る」に挑戦してみましょう。きっと想像以上の幸せが自分にも返ってきますよ。「全ての子どもが笑顔になる学校」をみんなで創っていきましょう。