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黒球式熱中症指数計

公開日
2025/06/28
更新日
2025/06/28

校長日記

スポーツフェスティバルが近くなった5月のある日、保健体育の授業を見ようと(中学校の)校庭に行きました。

そこには、二つの「ホワイトボード」があり、めあてや授業の流れ、また練習や習得すべきポイントなどが書かれていました。内容をよく見ると、リレーにおける最も大切なバトンパスに関することのようです。

そして、その右側には三脚の脚が見えますね。そこで、2枚目の写真をご覧ください。

これは、タイトルに書いた「黒球式熱中症指数計」というもので、 「WBGT」という熱中症の危険度を判断する指標(気温、湿度、日射・輻射熱など)に基づき、その数値を測定してくれます。(WBGTあるいは「暑さ指数」という言葉は、10数年前から天気予報などでよく聞かれるようになりました!)

昔の「百葉箱」やプールにある気温計のように、日陰で空気の温度を計るのではなく、本体を日なたに出して、先端の黒球の部分を日に当たるようにして計測します。小学校と中学校1台ずつあり、保健室から校庭に出たあたりで測定しています。

6月末となった現在、これまでに複数回「外遊び」を中止したこともあります。空梅雨のような毎日の中、これからも、熱中症につながる環境には注意していきたいと思います。

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