1年間のお礼(柏木会のみなさんへ)
- 公開日
- 2011/03/03
- 更新日
- 2011/03/03
校長より
1年間のお礼(柏木会のみなさんへ)
校長 高濱 俊光
本年度もあとわずかで卒業式を迎え、修了式を迎えます。
毎年度のことですが、柏木会の皆さんには本当に学校を助けてい
ただき感謝しています。
子供たちのために、いろいろと忙しい中、様々な活動を計画し、
実行し、子供たちの経験を豊かにしていただくだけでなく、学級・
学年の課題、学校全体にかかわる課題などにも積極的にかかわり、
その解決のために学校を、教職員を支えてくださいました。
学校をあれこれ大きな声で非難する人は、昨今少なくないところ
ですが、柏木会の皆さんには非難・批判よりも協力を、言葉よりも
行動を、不足を訴えるよりも支えることを第一にして学校教育を全
面的にサポートしていただきました。校長として、柏木会の皆さん
の良識ある行為にどれほど救われた思いをしたことでしょうか。
子供の教育は、学校と家庭と柏木会と地域が足並みをそろえ繋が
りあうこと、点が線になり、線が面になってこそ、確かな成果を上
げることができます。自己中心的な風潮が、強い中で柏木会の皆さ
んは、時流に抗して子供たちのために頑張ってくださったこと、決
して学校は忘れません。そこに柏木会の優しさと強靭さを見る思い
です。
次年度からは、柏木小・南大沢小・南大沢中の三校は、小中一貫
教育を進める地域運営学校として新たにスタートします。
柏木会の皆さんをはじめ、地域の皆さんには学校運営の一翼を担
ってもらい、これまで以上に子供たちの教育に関わっていただきま
すようお願いいたします。
1年間、ありがとうございました。校長はもちろん、職員一同、
心より感謝しております。
最後にもう一言、自戒と反省を込めて柏木小学校の教育テーゼを
記し、感謝の気持ちを表したく思います。
「支援を必要としない子供は存在しない、どの子にも支援を」。
「支援『教育』なしに人は人となりえない、どの子にも教育を」。
「教育は求めるばかりでは得られない、惜しみなく与えてこそ」。
多謝再会。