10月24日 理科室 二十四節気 霜降
- 公開日
- 2023/10/24
- 更新日
- 2023/10/24
理科室
今日は二十四節気18番目「霜降」。霜降とは朝晩の気温が一段と下がってきて、霜が降りることを意味しています。このひとつ前の節気は「寒露(かんろ)で、寒くても凍っていない露(つゆ)でしたが、霜降では凍って霜になるのです。霜降の時期は晩秋で、多くの地方は気温が10度台まで下がってきます。霜が降りるには地表面が氷点下、地表面よりも高い位置で観測する気温が3〜4度くらいであることが多いです。またこの頃は、東北地方や本州の高山では紅葉が見頃となり、紅葉全然が本州を南下するとともに各地で寒さも増していきます。
霜降のころの旬のものは、鮭や柿です。この時期に産卵のために戻ってきた鮭は「秋鮭」と呼ばれ、さっぱりした味わいで美味しいです。イクラや白子もこの時期が旬です。また、出荷の最盛期を迎える柿は、ビダミンCを多く含み、冷え込んできて体調を崩しやすい霜降の時期に嬉しい果物です。
一日の気温差が大きいこの時期。衣服で上手に体温調節をし、睡眠時間を充分にとり、ご飯もしっかり食べましょう。
「みんなで二学期後半を元気に乗り切りましょう。」