3月18日 今年最後の避難訓練
- 公開日
- 2021/03/18
- 更新日
- 2021/03/18
校長日記
今日は、今年度最後の避難訓練でした。想定は地震。予告なしの休み時間の避難訓練になりました。
休み時間中の予告なしですから、みんな、いろいろなところにいました。そこから避難を始めるので、迷った子たちがいて、避難が遅くなってしまいました。
今日の避難は10分以上かかりました。いつもの2倍です。
でもそれでいいと思います。それが訓練ですから。やったことのない想定で取り組むことで、本当に地震になったときに落ち着いて避難できれば、一番いいのですから。
訓練がパターン化していて、早く避難できても何の意味もありませんね。
私は東日本大震災を受けて、「津波てんでんこ」の話をしました。「津波てんでんこ」とは、津波で一人一人がてんでバラバラになるという意味です。
この言葉は東北地方では、言い聞かされる言葉だと聞きました。
てんでバラバラになるからこそ、自分で判断して避難することが大事だということを伝えたいのですね。
「てんでんこ」は、津波の時だけではありません。災害はいつもでんでんこになります。
だからこそ、自分で考えて避難することが大事ですと子どもたちに伝えました。