学校日記

2月5日 もくもく清掃を見直そう

公開日
2021/02/06
更新日
2021/02/06

校長日記

今日の児童朝会で、私は「もくもく清掃を見直そう」というお話をしました。小宮小学校では、今年度より「朝のもくもく清掃」に取り組んでいます。「もくもく清掃」とは「黙って一言もお話をしないでもくもくと掃除をすること」です。
私は朝会で再度この目的と意義について子供たちに話しました。

まず「朝の」の目的です。朝は1日のスタートです。スタートする前に自分たちが学ぶところをきれいにすることで、気持ちよく学ぶことができます。ここに掃除の目的をはっきりさせます。
次に「もくもく」の意義です。3つあります。
1つは「考える力が育つ」ということです。話をしないでそうじをするためには、自分で考えなければなりません。人任せにできないからです。
2つ目は「集中力が嵩まる」ということです。15分間掃除のことだけを考えて取り組むことができれば、その人は掃除だけでなく、その他のことにも集中する力を身に付けられます。
3つ目には「優しい心が育つ」ということです。掃除は自分のためではありません。常に公共の場を掃除します。そこでがんばれる人は、そこを使う誰かのことを考えて掃除することになります。だからやさしい心が育つのです。

こうしたもくもく清掃に1年間取り組んできましたが、なかなか徹底できないでいました。そこでしっかりできている5,6年生のもくもく清掃を1年生〜4年生に見学してもらうことにしました。

見学して、低学年の子は高学年のもくもく清掃にとてもびっくりしていました。この見学で自分たちの清掃を見直し、来週からのもくもく清掃を頑張ってほしいと思います。