2月2日 5年生 国語「雪渡り」
- 公開日
- 2021/02/02
- 更新日
- 2021/02/02
5年生
5年生の国語は、宮沢賢治作「雪渡り」です。「雪渡り」というお話は宮沢賢治のデビュー作です。つまりこの「雪渡り」から宮沢賢治の世界が作られていったわけですね。
お話は、二人の兄弟がきつねに会い、そのきつねが、きつねをばかにする歌や悪い印象を払おうとして二人をとてももてなすという内容です。デビュー作でありながら早くも賢治の自然の中で生きるものの立場から描くというテーマが表現されています。
今日の授業は、この二人の行動と言葉から、作品の山場を見つける学習をしました。長いお話なので、作品の全体像をとらえようというわけです。
宮沢賢治のお話は、簡単そうでいて、そのテーマはとても深く、一度読んだだけではなかなか「なるほど!」というところまでいきません。
でも賢治の主題までいかなくても、子どもたちなりに、森で生きるきつねの思いを感じ、豊かな文章表現が学ぶことができればよいと思います。
学習するには季節もぴったりです。
楽しみながら学んでほしいですね!