1月22日 届けてくださった真心に感謝いたします。
- 公開日
- 2021/01/23
- 更新日
- 2021/01/23
校長日記
今週の火曜日に放送で呼びかけさせていただいて、たった3日間でお手紙がこんなにもたくさん集まりました。
お手紙を書いてくださったのは、子どもたちだけでなく、保護者の方、教職員の方もいらっしゃいました。
この3日間、毎日毎日、休み時間のたびに子どもたちがお手紙を持って職員室に来てくれました。私は一人一人から直接受け取り、
「ありがとう。気持ちを伝えます。」とお礼を言いました。中には「お母さんがお世話になりました。と言っていました。」と保護者の方のお気持ちも一緒に届けてくれる子もいました。
私は、お手紙をいただくたびに、これだけの想いの詰まったお手紙をただ届けるだけでは不十分だと思うようになりました。
そして「この想いをきちんとご家族の方に伝えたい。」と考えました。
そこで私は、ご家族の方にお電話をして
「お手紙が、たくさん届いています。どうか、読んでいただけませんか?」
とお願いしました。
するとご家族の方は、たいへん喜んでくださり、
「ありがとうございます。すぐに行かせていただきます。」
とお返事をくださいました。
1月22日、午後2時頃に、3名のご家族の方が小宮小学校に来られました。
校長室に並べられたお手紙を見て、ご家族の方は
「すごーい‥ありがとうございます‥。」
と言われて涙ぐまれました。
そして、一つ一つ大事に開封し、読んでいかれました。時には涙を浮かべて、時にはそのエピソードに笑われて…。
お手紙は、折り紙や星の飾り、シール、手作りのブレスレットなどが入っていて、お一人お一人が今できる最大の真心を形にしてくれていました。
ご家族の方はお手紙と様々なプレゼントをていねいに見ておられ、全部を読み終えると、お手紙を一つ一つ大事に袋に入れて、
「今日来られなかった家族にも読んでもらいます。本当にありがとうございました。」
とお礼を言ってくださいました。
実はお帰りになられた後にもお手紙が届きました。写真に写せなくてごめんなさい。
でも必ずご家族の方に届けます。
皆さん、真心を届けてくださり、本当にありがとうございました。私には、この手紙を天国で読んで嬉しそうな顔をしている姿が目に浮かびます。
24日の日は、皆さんの真心と一緒に最後の旅立ちを見届けてきます。
ありがとうございました。