本年度の教育活動についてNO4
- 公開日
- 2014/04/23
- 更新日
- 2014/04/23
校長日記
小宮小学校は、「ゆたかな子」の実現に向けて、テーマを『自立』と『共生』にして、本年度を出発しました。さらに、より具体的に目標が達成できるように、平成26〜27年度は、八王子市教育委員会の研究指定校を受けていくことにしました。研究主題は「どの子も生かす どの子ものばす学級・授業づくり」〜ユニバーサルデザインの視点を通して〜として取り組みます。全ての子供たちが生き生きと生活し学べる学校にしていきます。ユニバーサルデザインの考えは、特別な支援を要する子(能力の差、得手不得手等がある)には、「ないと困る支援」であり、他の子には「有効な支援」です。みんなが活動しやすいためには、できないことがあってもバカにされたり、自己肯定感を失ったりすることなく、安心して学べる学級・学校を創っていきます。どの子も「できた」「わかった」「のびた」と達成感がもてるようにして、共に成長し合えるようにしていきます。
早速ですが、上にある写真は4月22日(火)に3・4年生が滝山城址公園に遠足に行った時の様子です。私も引率しましたので、そこで見た子供が『自立』し『共生』した姿を少しですが、紹介します。
1 4年生と3年生がグループを作り、4年生が班長や副班長として3年生をリードしていました。立派です。
2 4年生は、遠足の実行委員会を作り、自ら進んで企画や運営、初めの会・終わりの会を取り仕切っていました。休み時間も使ってみんなのためにお仕事をすることは、素晴らしいです。
3 3年生もみんな協力して追跡ハイクをやり遂げました。長い距離を歩いたので、大変でしたが、達成感は味わえたと思います。
*余談ですが、お昼ご飯のときに、私のところに来て、「校長先生、私たちの班と一緒に食べていただけませんか?」と誘いに来た子供がいました。嬉しかったです。こういうことができる子は、教室で一人でいる子にも声をかけられるんじゃないかと思います。これも『自立』『共生』した姿かなと思いました。
1番良かったのは、昨年は雨で体育館での昼食になりましたが、今年は、山頂で昼食を食べて、帰校できたことです。