本年度の教育活動についてNO1
- 公開日
- 2014/04/15
- 更新日
- 2014/04/15
校長日記
本年度は、昨年度に引き続き重点教育目標「ゆたかな子」を目指して、テーマ・合言葉を『自立』と『共生』にしました。私は、この2つの言葉こそ、今の子供たちにとってとても大切なキーワードになると考えます。この『自立』し『共生』した姿が体現できることが「ゆたかな子」に直結し、開校40周年をお祝いすることになると確信しています。
さて、『自立』とは、どんなことでしょうか?私が考えるには、
○自分で正しいことと悪いことを見極め、判断し、自らの意思で行動できることであると考えます。人間は弱いもので、どうしても楽な方を選びがちです。正しいと思ったことに困難が待ち受けていても、困難から逃げず自らの意思で選択し、実践する人になって欲しいと思っています。例え、結果で失敗することがあっても自分で納得して行動した分、その取り組む過程において、後悔はなく成長は約束されています。自ら進んで行動する自発性からは、創造性、積極性、多様性が発揮されます。先生や他の人に言われたり、指示をもらったりしないと行動できないのでは、これからの社会では生きていけません。小学生のこの時期に『自立』の基盤・土台を身に付けさせてあげたいと願っています。
では具体的に学校生活や普段の生活の場面での『自立』した子供の姿を考えてみたいと思います。
・自分で考えて、けじめがつけられること。今は、授業中なのか?休み時間なのか?掃除の時間なのか?…何の時間なのかを意識して行動することです。
・自分で考えて、今は何をすればいいのか考え、行動できること。朝会や集会の時に「静かにしてください」と注意されるようでは困ります。どんな行動をとればいいのかを常に考えて欲しいものです。
・授業をしっかり受け、先生や友達の発言を聴き、良く考えて、発表したり、ノートに書いたりすること。
・宿題や家庭学習を言われなくても、自分から進んでできること。
今日の児童朝会においても以上のような話をしました。ご家庭でも『自立』について話題にしていただけると、幸いです。