『自立を促すコーチング』
- 公開日
- 2013/10/29
- 更新日
- 2013/10/29
校長日記
10月26日(土)5校時に「道徳授業地区公開講座」を開催しました。台風の影響で足元の悪い中、大勢の保護者・地域の方々にご参加いただき、誠にありがとうございます。道徳心は道徳の授業だけでなく、日々の学校教育・家庭教育で培われるものです。何気ない会話や対応が大切です。
また、授業後の意見交換会にも大勢の方にご参加いただきました。今回は、『自立を促すコーチング』と題して、FC東京の代表取締役社長 阿久根謙司氏にお話とコーチングのスキルを学ぶことができました。私もいくつか、日頃から思ていることと一致することがありました。自分なりに整理してみました。参考にしてください。
1 『自立』とは、自分で見て、考えて、動くこと。
2 「コーチング」とは、コーチが語源で馬車が様々な道を進んでゴールに行くことに似ていて、ゴールを目指して様々な試行錯誤を繰り返し、自発的な行動を起こさせるためのコミュニケーションスキルである。トレーニングはトレインが語源で、線路の上をゴール目指していくことで、指示・命令をすること。
3 結果管理ではなく、経過管理で承認していくことが大切である。
4 子どもの話を根気よく聞き、気持ちに共感して最後まで聴くこと。その安心感が子供を伸ばす。
5 演習したコーチングスキルとは、・オープンクエスチョン(YES or NOで終わる質問をしないで、5W1Hで質問して話題を広げる)をする。・ベーシング(あいづち、同じ言葉を繰り返す、うなずき、声のトーンなど)を心がける。チャングアップ(話題を掘り下げる)。・承認する。
6 コーチングの基本…○基本理念「個人差の容認」○具体的な行動「傾聴・共感・観察・声掛け、問いかけ」
7 失敗した時に理由を追及するけど、大切なのは、「成功した時に、なぜ?を聞くこと。良かったねで終わらせないこと。
8 子どもに何か言いたい時は、「私はこう思うけど、あなたは○○どう思う?」と聞いて、自分で判断させること。
もっと沢山ありましたが、私が感じたポイントを載せました。参考になれば幸いです。