特別支援教育についてNO5
- 公開日
- 2013/08/23
- 更新日
- 2013/08/23
校長日記
毎日暑い日が続いています。夏休みも残り少なくなってきました。宿題や課題は終わっていますか?まだの人は追い込みを頑張ってくださいね。特に低学年は保護者のみなさんの協力が必要です。よろしくお願いします。さて、今回から、特別支援教育の中でも通常級において見られる『発達障害』について、良く使われる言葉の整理をしておきましょう。今回は、自閉症を中心にお話しします。断っておきたいのは、発達障害とは、子育ての仕方や養育によって発症するのもではなく、何らかの脳機能の神経系に生まれながらに備わっている障がいです。発達障がいのお子さんの保護者みなさんの育て方が悪いというのではないという点を強調しておきます。一番、ご心労を重ねておられるのが保護者の方です。学校は、特別支援教育「一人一人のニーズに応じた教育を支援すること」で、共にお子さんの成長のために力を合わせていきたいと考えています。
○自閉症又はそれに類するもの(広汎性発達障害)今では大きくくくり(自閉症スペクトラム)とも言います。主に見られる特徴として、人への反応やかかわりの乏しさ、社会的関係の形成に特有の困難さが見られること、言語の発達に遅れや問題があること、興味関心が狭く特定のものにこだわることのほか、刺激への過敏性や幼児期に見れれる多動性などが挙げられます。また、それに類するものとして、知的な障害を伴わない高機能自閉症、言語や知的に課題のないアスペルガー症候群があります。自閉症スペクトラムという言い方は、その症状が軽いものから重いものまで全てを含む言い方です。