学校日記

特別支援教育についてNO6

公開日
2013/08/26
更新日
2013/08/26

校長日記

あと1週間で2学期の始業式です。最近やっと、朝晩が過ごしやすくなってきました。少し、ホットしています。さて、今回は、前回に引き続き、『発達障害』についてみなさんと理解していきましょう。
○学習障害(LD)
基本的には知的発達に遅れがないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態のことをいいます。また、LDのうち、読み書きが困難な場合(状態)をディスレクシアと言います。
具体例…・マス目の中に文字が書けない。・文字がゆがんで読めない。・整理整頓が苦手。・ヘンとツクリが反対になる。・左右が理解できない等。
○注意欠陥多動性障害(ADHD)
年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、又は衝動性・多動性を特徴とする障がいです。対処療法として薬が処方されることがあります。
具体例…・気が散りやすい。・じっとして居られない。・順番を守れない。・過度に手足などを動かす。・話を最後まで聞くことが苦手。他人の行動をさえぎる等。
これまでに、自閉症(広汎性発達障害)、学習障害、注意欠陥多動性障害がどんな障害か確認してきましたが、その他に心理的な要因による「選択制かん黙等」があります。心理的な要因によって、特定の状況下で音声や言葉を発せず、学業等に支障がある状態です。
★注意欠陥多動性障害については、以下の「NPO法人えじそんくらぶ」のアドレスをクイックしてください。とても分かりやすく説明が載っています。
http://www.e-club.jp/adhd/adhd_download/91.html