6.10 言葉の暴力はその場にいる人をも傷つける(代表委員いじめ防止、ふれあい月間)
- 公開日
- 2025/06/10
- 更新日
- 2025/06/10
学校から
6月はふれあい月間。一人一人が他者とのかかわり型を見つめ直す1ヶ月です。
先週の集会では、代表委員が「暴力はダメ」ということをみんなに訴えてくれました。代表委員のみなさん、ありがとう!
さて、「暴力」には、叩く、蹴るなどの物理的な暴力の他に、他者の心を傷つける言葉の暴力があります。心の傷は、擦り傷のように治癒が目に見えるもこではありません。だからこそ、心を傷つけることも暴力だということを一人一人がしっかりと認識しなければなりません。
そして、これら暴力行為の非常にやっかいなのが、「自分を含め、その場に居合わせた全員の心を傷つけている」ということです。
芸能人、政治家党へのネットにおける過激なバッシングは、暴言を見ることによって「こいつは許せん」とばかりに、一般の人に潜んでいた攻撃性にスイッチが一斉に入ったものです。人は自分に関係ない暴言でも、なかなかスルーできないのです。このように、他人の暴言を聞いた脳は、自分には無関係なものなのに、無関強いストレスを感じているのです。
このことを知った上でも暴言・暴力が止められない人は、以下のような特性があるのではないでしょうか。
○知っていても自分をコントロールできない人(衝動性に課題がある)
○知らないことにしてしまう、忘れっぽい人(理解力に課題がある)
ご家庭でも、「いかなる理由があっても、暴力・暴言が許されない」ということについて、親子で話題にしてください。