3.3 やってみる勇気(キャリア教育、予測困難な社会を生きる子どもたち)
- 公開日
- 2025/03/03
- 更新日
- 2025/03/03
学校から
2/28(金)、6年生の教室に起業された方、職種を変えた方をお招きして、仕事をテーマにした講演をしていただきました。
お二人の話の共通点
⚪︎やってみる勇気が大切
⚪︎結果が思うようでなくても、それは失敗ではなく、成長の機会
ということです。
子どもたちが成人して生きていく時代は予測が不可能な社会だと言われています。
今の子どもたちが仕事に就くのが10年後だとして、10年前から今の生活が想像できたでしょうか。
コロナ禍を経たこと、ウクライナ危機、気候変動、IT環境…どれも想像できなかったと思います。
これから10年では、これ以上の変動が起こると考えるのが妥当です。
「ひとまず努力」「苦手なことも一通り勉強」「根性でなんとかなる」…
これまでの先人が成功の秘訣としてきたこれらのことをそのまま押し付けても通用しない時代です。
自分のよさ、得意分野とその時々の社会の課題とを重ね合わせて仕事を創造する時代を生きていくのかなと思います。
だからこそ、うまくいかなかったことが失敗なのではなく、結果にかかわらず挑戦した時点でもう成功、そして、自分の目指す方向ではないと捉え、挑戦しないと決めたことも成功なのだと思います。
もう一つ、人が挑戦してみようと思うことは、できそうなことの延長線上にあると聞いたことがあります。その意味では、夢や目標が見つかるまでは、いろいろなことを経験してみることが大切です。
小学校では、(1)人の役に立つことの喜びを味わうこと、(2)挑戦してみようと一歩踏み出す勇気をもてること、(3)幅広く経験を重ねておくこと、これら3つを。キャリア教育の柱として取り組んでまいります。