学校日記

12.18 アウトプットの場を意図的に設定する(ラーニングピラミッド、異学年交流、カリキュラムマネジメント)

公開日
2024/12/18
更新日
2024/12/18

学校から

今日紹介するのは、午後の授業の一コマです。

5年の教室に行くと、6年生が5年生に向けて発表、スピーチをしていました。

6年生にとっては、「5年生の前で話すからにはていねいに準備しよう」となり、よりていねいに準備をしたことでしょう。

「5年生にとっての学びは何ですか」と5年担任に聞いてみました。
H藤教諭「国語と総合の学習を横断的に組み合わせて、SDG'sについて学んだことをプレゼンテーションをする学習を進めています。6年生のプレゼンから、聞き手を引き寄せる工夫などを学ばせたいです」
聴く側の5年生にとっても、ねらいの明確な活動となっていました。

過去の投稿でもお伝えしている通り、学習の定着には、学びをまとめ、他者に説明(アウトプット)することがとても効果的です。また、人が主体的になるためには、「必要感や楽しさ」といった内発的動機づけが必要です。そして、本校が大切にしている異学年交流は、下級生の手本となること、上級生から学びを得ることの絶好の機会となります。
5年生、6年生の国語や総合の学習、異学年交流の価値を効果的に組み合わせて教育活動を展開する。これが今日の学校教育に求められているカリキュラムマネジメントです。

上壱分方小学校、子どもたちも頑張ってますが、先生たちも子どもたちに負けず劣らず頑張っています!