学校日記

9.5 発表することで確かな学びとする

公開日
2024/09/06
更新日
2024/09/06

学校から

4年生の教室に行くと、クラスの垣根を取り払い、夏休みに調べてきたことの発表会をしていました。担任に聞くと、この取組を行うことは、年度はじめから意図し、計画的に学習を進めてきたとのことでした。【写真1】

このワークショップ型の発表内容は、子どもたちが大人になった時に地球規模で問題となることが避けられない「環境問題」についてです。子どもたちは、調べてきたことを自分の言葉にしながら、何度も発表をしていました。【写真2 本人の了承を得て掲載をしています】

調べてポスターにまとめるだけでなく、発表まで位置付けていたのはどうしてでしょうか。
それは、発表することにより、学びが深く定着をするからなのです。
とある研究によると、学習内容の定着に最も有効な方法が発表とされており、4年担任はその場面を計画的に位置付けたのです。【写真3】

調べてまとめただけでは、「ふーん。そうなんだ。」で終わったかもしれない学びが、発表すること、また、友達の発表を聞きながら考えを比較することで、「どうしよう。何ができるかな。」と、自分ごとの学びとなっていくと考えます。

上壱分方小学校では、「発表、体験、対話」といったアクティブラーニングをどのように取り入れるかを深く考えた教育活動を進めてまいります。