学校日記

8.28 今日から2学期 始業式です

公開日
2024/08/28
更新日
2024/08/28

学校から

8月28日(水) 今日から2学期が始まりました。今学期もどうぞよろしくお願いいたします。体育館に集合するのではなく、オンラインで教室をつなぎ、子供たちは教室で座ってお話を聞きました。落ち着いた雰囲気の中で始業式を行うことができました。

写真は、みんなで校歌を歌っているところです。


【始業式での校長講話】
 おはようございます。学校に皆さんの元気な姿が戻ってきました。一学期の終わりに、「規則正しい生活を心がけ、安全に、健康に、過ごしてください。ケガや交通事故、水にかかわる事故、熱中症などに十分注意してください。」とお話しましたが、皆さんはどうでしたか。
 皆さんのお家の方からは、事故にあいましたとか、ケガをしましたなどの報告は入っていないので、大丈夫だったと思います。今日、こうやって、皆さんの元気な姿を見ることができたので、意識して生活できたのだと思います。

 昨日まで、毎年8月26日、27日に行われる諏訪神社のお祭りでした。この中にもたくさんの人が、お祭りに参加したと思います。地域の方から聞いたところ、この諏訪神社のお祭りは、今から400年も前の江戸時代から続くお祭りで、雨乞いの祭りだったそうです。雨乞いってわかりますか?
 雨乞いとは、「天気がいい日が続いてしまったので、雨が降るように神様仏さまにお祈りする」ことです。雨が降らず、ずっといい天気の日が続くと、水が足りなくなってしまいますね。水が足りなくなると、のどが渇いても飲めないし、お米などの作物の育ちが悪くなってしまします。きっとこの地域は、良いお天気が続き、雨が降ってくれ〜ってたくさんの人が思ったのでしょう。そのような人々の思いが、雨乞いの祭り、諏訪神社のお祭りにつながったのだと思います。四谷竜頭の舞は、雨が降ってくれることを祈って神様にささげられたものだそうです。
 また「このお祭りを終えると夏が終わったんだなと、みんなが実感するんですよ」と教えていただきました。今朝、校長室からも秋の虫の鳴き声が聞こえてきました。秋がもうすぐそこに来ていることを実感しました。

 さて、いよいよ今日から2学期が始まります。この日をどんな気持ちで迎えたでしょうか。「やったー明日から学校だ!」という人もいれば、「あーいやだな、行きたくないな。」と思ってきた人もいると思います。皆さんの周りには、様々な思いをもった人がいるということを分かって、今日この日この一日を過ごしてください。

 この夏休み中、パリで行われたオリンピック、見ましたか。上壱分方小学校の卒業生、高市未来選手が柔道女子代表として出場したので、見た人は多いと思います。個人戦では惜しくも負けてしましましたが、混合団体戦では銀メダルに輝きましたね。素晴らしい成績を残されました。こんなステキな先輩を皆さんは誇りに思ってください。

 2学期は、新しくチャレンジする行事があります。音楽会と全校遠足です。どちらも、自分たちで創り上げる大切な行事です。みんなで力を合わせ、その中で自分の役割をしっかり果たして、楽しかった、やってよかった、自分にはこんなことができるんだ、友達にはこんな良いところがあったんだなど、たくさんの学びを得てほしいと思います。そのためには、「自ら行動する力」が大切です。どんなことでも、良いと思ったことに自分からすすんで取り組んでください。そのためには、勇気も必要ですが、自分の頑張りを必ず見てくれている人はいます。そして必ず手助けしてくれます。互いに良いところを出し合って、より良い自分、より良い学級、より良い学校を、みんなで作っていけるようにしましょう。

 長くなりましたが、最後まで、しっかりとお話を聞けました。これでお話を終わります。