9.9 家庭学習が学校で生きる(2年自由研究発表、家庭学習の意義)
- 公開日
- 2025/09/09
- 更新日
- 2025/09/09
学校から
【写真1、2】 2年生では、夏休みに自由研究の課題がありました。一人一人が自分の関心に沿った作品を用意して、発表会を行いました。
他にも、普段から提示している音読の課題は、学校での読みの際に内容理解に時間が割けるようになる役割があるなど、家庭学習が学校での学びの土台となっています。
今日の学校教育では、「学習の個性化」が意識されています。これは一人一人の関心に沿った学びを行うものですが、現行の授業の枠組みの中では、総合的な学習の時間で行われることがほとんどであり、各教科の学習や日常の中から生まれた「個性的な問い」を発展的に学ぶのは家庭学習に委ねられます。(次期学習指導要領では、これを学校での時間割に組み込む学校や市区町村が出てくると思います。)
これらを踏まえると、低学年の時から家庭学習の習慣を身に付けるとともに、その質や量を段階的に高めていく必要があることが改めてわかります。
【写真3】こちらの写真は、家庭学習の系統的な積み上げを図示したものです。副校長の私見による資料ですが、校内教員の研修資料としても活用しています。共感されたご家庭は参考としてください。
家庭学習についても、お困りの際はまずは担任や学年主任にご相談ください。