12月22日(金)の朝、今年一番の冷え込みだったそうです。
今日は冬至(※1)、いよいよ冬本番でしょうか。
日本海側地域を中心とした大雪が心配です。
校庭を見回っていたら、日陰の水道に氷柱(つらら)の反対(なんていうんでしたっけ?※2)ができていました。
凍結防止用バルブから、水道が凍らないように滴り落ちていた水が何と凍って、積み重なっています。
冬至なのでゆず湯にでも入って体を温めたいところです。
地域の方、職員(の実家)からいただきました。(写真下)
皆様、どうぞご自愛ください。
※1 1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ?(国立天文台の記事から)
※2 Wikipediaで調べたら「氷筍(ひょうじゅん)」と言うのだそうです。
「洞窟に発生」と書いてあるので違うのかな?
単純に逆さ氷柱(さかさつらら)でしょうか?
「氷筍」「冬至・夏至」については、長くなるので ☆ 追記 ☆ で!
※1 1年のうちで、日の出、日の入が一番早い日(遅い日) はいつ?(国立天文台の記事から)
夏至の日は、1年のうちで昼間が一番長い日、また、冬至の日は、1年のうちで昼間が一番短い日ですね。
しかし、昼間が一番長い日に、日の出がもっとも早く、日の入がもっとも遅くなるわけではありません。
同様に、昼間が一番短い日に、日の出がもっとも遅く、日の入がもっとも早くなるわけでもないのです。
日本では、日の出がもっとも早い日は、夏至より1週間ほど早く、日の入がもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になります。
冬至に関しても、日の出がもっとも遅い日は冬至の後、日の入がもっとも早い日は冬至の前になります。
この現象は、日本中どこでもほぼ同様です。
なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?
昼間の長さは、太陽の高さで決まります。
つまり、太陽が空の高いところを通過すれば、それだけ、空を横切る時間が長くなるわけです。
太陽が空のもっとも高いところを通過するのは夏至の日です。
逆に、冬至の日にもっとも低くなります。
日の出・日の入の早さ・遅さもだいたいは昼間の長さで決まります。
昼間が長いと、それだけ日の出は早く、日の入は遅くなりますね。
しかし、夏至(冬至)の日をはさんで前後約1週間にわたっては、そうならずに、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。
日の出・日の入の早さ・遅さを決めている要因はもうひとつあり、それは太陽の動き方です。
地球から見ると、太陽が空を動いているように見えますね。
この動き方が年間を通して一定であれば、日の出・日の入りの早さ・遅さは昼間の長さだけで決まります。
しかし、実際には、太陽は季節によって動く速度が違うのです(もちろん、この違いは目で見て確認できるほど大きくはありません)。
これは、以下の理由によるものです。
太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽が天の赤道に対して動く速度が一定ではない
地球の公転軌道が楕円であるため、太陽の日々の進みが一定ではない
ここで、太陽の南中する時刻(太陽が真南を通過する時刻)について考えてみましょう。
南中時刻は、ちょうどお昼の12時ではなく、年間を通して変動があります。
これも、上記2つの理由によるものです。
夏至と冬至の頃は、南中時刻がどんどん遅くなっている時期にあたります。
南中時刻は日の出から日の入までのほぼ中間にあたりますので、単純に考えて、南中時刻が遅いほうにずれれば、そのぶん日の出、日の入も遅いほうへとずれていきますね。
ちょうど、夏至、冬至の前後は、この効果が大きくあらわれるため、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。
そのため、日本では、日の出がもっとも早い日は、夏至より1週間ほど早く、日の入がもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になります。
また、日の出がもっとも遅い日は冬至の半月ほど後、日の入がもっとも早い日は冬至の半月ほど前になります。(国立天文台 https://www.nao.ac.jp/faq/a0104.html)
※2 氷筍(ひょうじゅん)とは、洞窟に発生する逆さの氷柱である。
−3度程度で発生し、上から滴り落ちた雫が瞬時に凍りついたもので、タケノコ(筍)のような形状をしていることからこの名で呼ばれる。
形成過程は鍾乳洞の石筍と似ており、数千本単位で発生する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E7%AD%8D