9月11日(月)の全校朝会は、オンラインで校長講話を行いました。
2学期のスタートに当たって、新しいことに挑戦して欲しいという願いを込めて、
失敗は成功のもと チャレンジしましょう!
〜 やらないで後悔するよりやって後悔! 〜
と言う話をしました。
カリフォルニア大学の有名な授業のお話を引用しました。
校長講話は ☆ 追記 ☆をクリック。
全校朝会 校長講話 令和5年9月11日(月)
失敗は成功のもと チャレンジしましょう!
〜 やらないで後悔するよりやって後悔! 〜
長い夏休みが終わって、2学期が始まり3週間目となりました。
学校の生活リズムに、すっかりもどって、規則正しい生活を送られている人がほとんどだと思います。
まだの人は、とにかく朝起きたら朝日を浴びてみてください。
体の中にある時計がリセットされ、「よし起きよう!」と頭じゃなくて体が起きてくれると言われていますよ。
原始時代には時計もなく、朝日がのぼったら起きて、日が暮れたら寝る。
大昔は電気もないですから、そんな生活をしていました。
朝日を体いっぱいに浴びて、大きく伸びをすると一日のスタートが切れますよ。
さて、今日のお話は
失敗は成功のもと チャレンジしましょう!
〜 やらないで後悔するよりやって後悔! 〜 です。
野球では「バットは振らないとホームランは出ない。」サッカーでは「シュートは打たないと入らない。」と言われます。
どんな強打者でも、例え大谷選手であっても、バットを振らなきゃホームランは打てません。
昨日、ドイツに4-1で快勝したサッカーの日本代表の選手でも、シュートを打たなければゴールは生まれません。
船田小の皆さんには、若いうちにたくさんの経験を積んで欲しいなあと校長先生は思っています。
今までいろいろあった人生を振り返ってみて校長先生が思うことです。
時には「ダメ元(ダメで元々 できないことを覚悟で取り組んでみようの意味ですね)」でチャレンジすることも必要だと思います。
また、失敗することや、ダメだった時のことを必要以上に恐れないことも大切なことです。
アメリカの大学(カリフォルニア大学バークレー校)での有名な授業に、「Go fail 」というのがあるそうです。
Go failとは日本語で「失敗してみよう」という意味です。
授業の「今日の目標」として、「いますぐ教室を出て、誰かに頼み事をして、断られることをしなさい。制限時間は15分です。」と言われたそうです。
つまり、わざと誰かから断られる(それは失敗すること)ことを体験するように言われるそうです。
どんなに馬鹿げた依頼であれ、相手がそれを承諾したらやり直し。
相手にきっぱりと断られるまで、大学の中にいる誰かに頼み事をしなければいけないわけです。
内容はなんでもかまわなくて、ルールは2つだけ。違法なことや危険なことは頼まないことと、これが講義の一環であると相手に知らせないことだけだそうです。
優秀な学生が多いカリフォルニア大学の学生たちにとって、意図的に失敗することは、考えただけで嫌なことなわけです。
でも、その課題を終えた学生たちが続々と戻ってくると、教室の雰囲気は一変したそうです。
皆、満面の笑みを浮かべるのだそうです。
学生たちが興奮しているのは、人生を変えるほど重要な教訓を学んだ手応えを感じているからだそうです。
学生たちにとってこの授業は、新しく健全な視点で、「失敗」ということをとらえるため経験になったからだそうです。
失敗は恐れるものではなく、望む変化を実現するために欠かせない手段だと理解し始めた結果からだそうです。
どんなチャレンジをしたかと言うと、ある学生さんは、雨の日に、傘を持っていた見知らぬ学生に、「傘に入れて欲しい」と頼んだら、全く知らない人にも関わらず傘に入れてもらえたそうです。
他の学生は近くのカフェに行き、オレンジジュースをタダで飲ませてほしいと頼んだそうです。
なんと、店は要求に応えてくれ、拒絶されるまで教室に戻れないのでさらにもう1杯、もう一杯とお願いすると、断られるまで、この大学生は6杯のジュースをもらったそうです。
キャンパス内のトレーニングジムにいる全員に「ハッピーバースデーの歌」をうたってもらった学生もいたそうです。(「今日は自分の誕生日ではない」と伝えたにもかかわらず)。
どうでしょう、これは、アメリカの大学の話なので、日本では、あるいは、日本人にはぴったり当てはまらないかもしれませんが、「バットは振らないとホームランは出ない。」「シュートは打たないと入らない。」という意味では同じかなあと思います。
よく考えて、自分に必要だ、そうした方がいいと思うことには(何でもかんでもじゃダメですよ。セブンで何かもらってこようなんてダメですよ)、失敗を恐れず「バットを振って」欲しいし、「シュートを打って」欲しいと思います。
そうすることで、やらないで後悔することなく、もしできなかったとしても、自分の目標にがんばって取り組んだ自分のことを「今の自分が好き」と心から思えるのではないでしょうか。
新しい学期がスタートした今、2学期には運動会や展覧会もあります。「新しい自分」を目指して「一歩踏み出して」みてはどうでしょうか?
今日の校長先生のお話は
失敗は成功のもと チャレンジしましょう!
〜 やらないで後悔するよりやって後悔! 〜
というお話でした。
コロナの新しい株も発見されました。
インフルエンザで市内の学校ではすでに学級閉鎖が始まっています。
食中毒も流行っているようです。
健康に気を付けて2学期過ごしていきましょう。