励ましメッセージ(その16)
- 公開日
- 2020/04/21
- 更新日
- 2020/04/21
今日のできごと
こんにちは!私は今年、第四中学校に赴任してきた、養護教諭の岡藤(おかふじ)陽子です。
自宅にいると、テレビ、パソコン、スマホに頼り切りになりますね。我が家の子どもたちもそうです。母親としては、学校や保育園がなくて宿題をずっとやるのも難しいので、仕方がないと目をつぶりがち・・・・・しかし養護教諭としては違います。前の学校では、ノーメディアデーなどの保健活動をしていたので、その気持ちを思いだし書きます。
実際に中学生によくある症状です。テレビやパソコン、スマホを長時間使っていると・・・
(1)目の周りの筋肉がこってきて目が疲れる。
(2)まばたきを忘れるため、ドライアイとなり、ひどくなると目を開けていられなくなる。
(3)目の焦点があわなくなり、めまい、ふらつき、吐き気、おう吐、視力の低下が起きる。
(4)下を見ている姿勢だと、首に負担がかかるため、首の骨のわん曲がなくなり、ストレートネックとなる。その結果、肩こり、頭痛、腰痛など全身に動きにくさ、痛みがでてくる。
(5)画面を寝る直前まで見続けると、眠りが浅くなるため、翌日すっきり起きられない。昼夜逆転しやすい。
(6)使用時間が長くなればなるほど、それ以外のことではやる気(とくに勉強や、やりたくないこと)がでにくい。
などなど
※あくまで養護教諭の経験や研究からの意見ですので、専門家のみなさまご理解ください。
このように非常に便利な道具ですが、うまく使わないと、心身の調子が悪くなります。
我が家もこの記事を思い立った瞬間に、『テレビやスマホを消す→子どもたちが動き回りうるさくなる→「近所迷惑だ!」と叱り、子どもたちが文句を言う。』という悪循環になりました。
理想と現実は違うもの。でも、知っていると知っていない、やってみるとはじめからやらないは大違い。
みなさん、がんばりましょう!会える日を楽しみにしています。