学校日記

中学生になるために第五中学校見学

公開日
2016/09/06
更新日
2016/09/06

校長室

 9月6日(火)6年生が「中学生になるための心構え」を身に付けるために第五中学校へ授業見学に行きました。
 まず、授業見学前に体育館で第五中学校の校長先生からお話がありました。私が常日頃話している「あたりまえ」のことを「あたりまえにする」ことと同じです。『人の話は目で聴く』『教室に入る時の礼儀(入室前に礼、退室する時の礼)』『廊下の歩行の仕方』などです。子供たちは静かに話を聴いていました。
 いよいよ授業見学です。班ごとに分かれて見学をしました。校長先生から言われたことをしっかり守って行動していました。各班で2つの授業を見ました。
 授業見学後は、体育館で第五中学校の先生から絶対にしてはならない2つの話がありました。「1 人を傷つける。 2 人に迷惑をかける」です。『人を傷つける行為は、言葉であろうとも、行動であろうとも許されません。また、相手が子供でも大人でも一緒である。厳しく指導する。』と言う話でした。『人に迷惑をかける行為とは、授業中の私語や自分勝手なことをすること。また、生活を共にしている様々な人に対しても迷惑をかけてはならない。』と言う話でした。私も親から『人様に迷惑をかけるな』と口うるさく言われたものでした。
 今日の見学を通して、子供たちはどんなことを思ったでしょうか?中学へ入学する心構えはできたでしょうか?半年後の中学入学に向かって、一人一人の子供がこれからどう過ごしていき、自分で考えて行動できるようになるか?残された小学校生活を有意義に過ごして欲しいものです。中学へ向かって高く大きく飛び立つ為に助走の今の時を自分のもっている良いところを発揮して離陸してくれることを願っています。
 飛行機は向かい風に向かって離陸するそうです。その方が離陸が上手くいくと聞きました。向かい風は子供たちにとっては我慢することだったり、努力することだったりすることになると思います。教職員みんなで応援します。6か月後の立派な中学生の姿を夢見ています。

    校長  井上 正彦