学校日記

3月17日(木) 卒業式を前に …

公開日
2011/03/17
更新日
2011/03/17

校長より

 3年生の皆さん。

 1・2年生の後輩たちが、皆さんのために式場を設営してくれましたよ。
 明日はこの式場に、たぶん700人ぐらいの人が入ると思います。 そこで皆さんは、担任の先生から呼名をされます。

 700人もの人の前で自分の名前を呼ばれるなど、一生のうちにどれだけあるでしょうか。 どうか、この人生でも稀 ( まれ ) な体験に、ぜひ式場にいる人全員に聞こえるような大きな声で 「 はい! 」 と応えてください。 そして、「 神韻 」 とまで評された合唱を、式場いっぱいに響かせてください。

 1・2年生の皆さん。

 式場の設営と、それに引き続いての式歌練習、お疲れさまでした。
 今日、皆さんにお話ししたとおり、私は 「 上手な歌 」 と 「 下手な歌 」 を聞き分ける耳は持っていません。 でも、「 心のこもった歌 」 と 「 心のこもっていない歌 」 の区別はつけられます。

 明日、3年生の先輩たちに安心して別所中を巣立ってもらうためには、皆さんの 「 心のこもった歌 」 を欠かすことができません。
 私は、皆さんに期待しています。

 保護者の皆様。

 明日は 「 計画停電 」 が卒業式の時間帯に予定されております。
 そのため、もしかしたら壇上の照明もなく、音響も電池を使った付け焼き刃の装備に頼らざるを得ないかもしれません。

 それでも、教職員と在校生は、どんな立派な設備の整った卒業式にも負けない、心のこもった卒業式にすることはお約束いたします。
 どうか明日は式場に足を運んでいただき、お子さんの3年間の成長ぶりを確かめていただければと思います。
                                      校長 武田幸雄