学校日記

3月17日(木) 「 がんばろう 東北 」 募金

公開日
2011/03/17
更新日
2011/03/17

校長より

 本日の朝から、生徒会役員が生徒通用門に立って 「 がんばろう 東北 」 募金を始めました。 真冬並みに冷え込んだ朝となりましたが、寒風にさらされながら 「 お願いしまーす! 」 の声を張り上げています。

 TVニュースなどで今朝の被災地の映像を見てみると、雪が降りしきり氷点下の気温になっているとのことでした。 廃墟と化した街並みにしんしんと雪の降り積もる様子に、胸が痛くなりました。

 昨日、卒業式の予行後に生徒にも話したのですが、被災地の避難所には、暖房もない中で1枚の毛布を3人で使ったり、一つのおにぎりを4人で分けたりしている所もあるそうです。

 そのように被災地で救援物資が不足している 「 現実 」 を尻目に、私たちの住む東京では 「 自分たちの万が一 」 に備えて買い占め・買いだめが行われています。 そのため、スーパーやコンビニでは、食料品や日用品が品薄状態もしくは欠品になっています。

 「 今、万が一に備えた自分たちの身の安全を考えるだけでなく、現実に困っている人たちに何をしてあげられるかを考えよう 」 と、私は話しました。
 今朝から始めてくれた募金活動は、そのひとつだと思います。

 募金箱は、明日の卒業式の 「 保護者受け付け 」 や、来週23日(水)に予定されている1・2年保護者会の全体会場 ( 3階4階オープンスペース ) にも置かせていただきますので、もし趣旨に賛同していただけましたら、ご芳志をお願い申し上げます。
                                     校長 武田幸雄