学校日記

3月4日(金) 本日の授業風景 ・ その6

公開日
2011/03/04
更新日
2011/03/04

校長より

 A組・社会(公民)の授業の様子です。 担当は、島崎先生です。
 図書室で、法務省の製作による啓発DVD 「 裁判員制度 〜 もしもあなたが選ばれたら 〜 」 を視聴していました。

 中学校における社会の授業の目標は、以下のように定められています。

                 ★ ★ ★ ★ ★

 広い視野に立って、社会に対する関心を高め、諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し、我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め、公民としての基礎的教養を培い、国際社会に生きる平和で民主的な国歌・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。

                 ★ ★ ★ ★ ★

 3年生の皆さんも、遅くとも5年後には裁判員の候補者になります。
 そして、そのときまでに皆さんがやっておかなければならないことは、なにも法律の専門知識を身につけることではありません。

 DVDの中で裁判長が言っていた 「 同じ社会に生きる人間として、問題を共有して考えること 」 なのだと思います。 自分も社会の一員である以上、その社会で起きるさまざまな問題を 「 他人事 」 で片づけてはいけません。

 現代社会の中には、たくさんの不正や矛盾、理不尽なできごとがあります。
 それらを解決しより良い社会を築くためには、私たち一人ひとりが 「 どうすれば問題を解決できるのか 」 「 解決のために自分にできることは何か 」 を考えることが大切です。 社会の授業で身につけた知識を、ぜひ役立ててください。

                                     校長 武田幸雄