学校日記

2月4日(金) 本日の授業風景 ・ その2

公開日
2011/02/04
更新日
2011/02/04

校長より

 1年生・国語の授業の様子です。 担当は、井上先生です。

 「 そこに僕はいた 」( 辻 仁成 ) を学習しています。

 「 ピアニシモ 」 や 「 冷静と情熱の間 」 で知られる作者の辻仁成さんの名前は、作家活動をするときは 「 ひとなり 」、映画監督・歌手として活動するときは 「 じんせい 」 と読みます。 ですから、教科書には 「 つじ ひとなり 」 と読み仮名が振ってあります。

 また、歌手・女優の中山美穂さんの夫でもありますが、それはかつて中山さんのファンだったこともある私だけが知っていればよいことで、国語の学習をしている生徒にとってはどうでもよいことです。

 「 そこに僕はいた 」 は、辻さんの少年時代の自伝的な側面も持っているため、「 エッセイ 」 と 「 小説 」 どちらの要素も持っている作品です。
 いずれにせよ、教材としては登場人物の心情の理解が求められます。

 今日は、場面ごとの出来事や心情描写を確認する作業が中心でした。

 授業の最後には、恒例の百人一首に取り組みました。( 写真・下 )
 実は、明日の土曜授業で、このクラスは2年生との合同授業で百人一首大会を行います。 2年生と混合チームを編制しての対抗戦です。

 そのため明日の国語の持ち物は 「 教科書やノートはいりません。『 気合い 』 だけ持ってきてください 」( 井上先生・談 ) とのことでした。
 1時間目・第1理科室での授業となりますが、ぜひご参観ください。

                                     校長 武田幸雄