1月17日(月) 本日の授業風景
- 公開日
- 2011/01/17
- 更新日
- 2011/01/17
校長より
2年生・道徳の授業の様子です。
C組 ( 担任・鶴丸先生 ) にお邪魔しました。
学校で行う道徳教育の内容のうち 「 正義を重んじ、だれに対しても公正、公平にし、差別や偏見のない社会の実現に努める 」 を取り上げ、道徳の副読本の中から 「 路上に散った正義感 」 を使用していました。
1985年(昭和60)、横浜である殺人事件が発生しました。
恐喝事件を目撃した大学生グループが、犯人を追いかけ取り押さえようとします。 その際、大学生の一人が逃げようとする犯人に刃物で刺され、命を落としてしまうという大変痛ましい事件でした。
教材のタイトル 「 路上に散った正義感 」 は、その事件を報じる新聞記事の見出しです。 内容は、当時その事件について書かれた社説と、ある女子高生が事件について寄せた投書です。 授業ではそれらを読んでから、ワークプリントを使って自分の意見や感想をまとめていました。
「 不正を許さない社会をつくるために、私たちはどうすればよいか 」 という設問に対し、○○さんの書いていた答えが目にとまりました。
「 不正をしている人に注意をしたり、捕まえたりできることが一番だが、それができないのならせめて不正を許さない空気をつくっていくことが大事 」
私も、そのとおりだと思います。
そして、「 空気をつくる 」 ためには、多くの人々が気持ちを一つにしなければならないということも、忘れてはいけませんよね。
校長 武田幸雄