学校日記

10月6日(火) 本日の授業風景

公開日
2009/10/06
更新日
2009/10/06

校長より

 1年生・美術の授業の様子です。

 デッサン・水彩画の仕上げに取り組んでいました。
 体育館履きを描いていますが、デザインが同じ体育館履きでも、それぞれの個性が画風や色彩に現れています。 対象を見る目線も、斜め前から、真横から、あるいはまた靴底からと、さまざまです。

 靴ひもの微妙なたるみ具合、ゴム・合皮・布といった素材による質感の違い、陰影のグラデーションなど、絵の具や色鉛筆を使い分けながら工夫して描いていました。 下絵のデッサンがしっかり描けている人は、彩色も順調に進んでいるようです。

 「 ゲルニカ 」 など大胆な抽象画で有名なピカソも、「 私ほどデッサンの練習をした画家はいない。」 と語っています。 その練習量たるや、描きつぶした練習用紙で一冬ストーブを焚き続けることができたほどだったとか…。
 その逸話の真偽は別として、何事も基礎・基本が大切であるということに変わりありませんね。
                                     校長 武田幸雄