12月7日(火) 本日の授業風景 ・ その2
- 公開日
- 2010/12/07
- 更新日
- 2010/12/07
校長より
3年生・数学(少人数)の授業の様子です。
担当は、加藤先生・天野先生・鶴丸先生です。
どのクラスも 「 三平方の定理 」 を学習しています。 主に 「 直角三角形の辺の長さ 」 に取り組んでいました。
「 三平方の定理 」 は 「 ピタゴラスの定理 」 とも言われています。
直角三角形の直角をはさむ2辺の長さをそれぞれ a b、斜辺の長さを c とすると、a² + b² = c² という関係が成立するというものです。
この 「 三平方の定理 」 は、別名にも冠されているピタゴラスはもちろん、アインシュタインやユークリッド、レオナルド・ダ・ヴィンチ、秋山 仁さんなど、名だたる学者によってさまざまな証明法が生み出されています。 一説によると、その数は100種類を超えるとも … 。
高校入試を控えた今はそれどころではないでしょうが、受験を終えて少し余裕ができたら、自分流の証明の仕方に挑戦してみても面白いかもしれません。
中学校の数学で学習する内容も、大きなまとまりとしてはこの 「 三平方の定理 」 が最後となりました。 定理そのものは簡単ですが、今後、関数や空間図形と関連する問題が出てきたとき、基礎が理解できていないと困ります。
今日の授業でも、すべてのクラスで基本問題を繰り返し解いていました。
まずはしっかりと基礎を固めて、中学校・数学の学習を気持ちよく締めくくりましょう。
校長 武田幸雄