学校日記

10月20日(水) 本日の授業風景

公開日
2010/10/20
更新日
2010/10/20

校長より

 2年生・数学(少人数)の授業の様子です。

 担当は、鶴丸先生・天田先生・鈴木先生です。
 すべてのグループで、「 作図と証明 」 に取り組んでいます。

 証明を進めるときの考え方として、教科書にこう書いてありましたね。

 「 証明をするときは、結論が成り立つ理由を、仮定から出発して筋道を立てて述べなければならない。 そこで、初めに、証明すべきことがらの仮定と結論をはっきりさせる必要がある。」

 これは、何も数学の証明問題に限ったことではありません。
 特に社会に出て、人と折衝 ( 物事の解決のために話し合うこと ・ 談判 ) する際にも必要な手順です。

 しかし、最近は 「 結論をはっきり言えない人 」 や、逆に 「 結論だけ述べて、それを導く根拠のあいまいな人 」 が増えたように思います。
 皆さんはそんな人にならないよう、しっかりと証明問題に取り組むことで 「 論理的に物事を述べる 」 訓練もしておいてください。

 ところで、鶴丸先生のグループでは、コンパスを忘れたときに別の文房具を使って円を描く手法を教えてもらいました。 その際、鶴丸先生が 「 コンパスを忘れたからといって、あきらめてはいけない。 『 あきらめたら、そこで試合終了ですよ 』 と、ある先生も言っていたでしょう? 」 とおっしゃっていました。

 それ、湘北高校の安西先生のことですか?( by 『 SLAM DUNK 』 )

                                     校長 武田幸雄