学校日記

10月18日(月) 全校朝礼 ・ 校長講話

公開日
2010/10/18
更新日
2010/10/18

校長より

 ※ (写真・右)は、いつも朝礼の準備や司会をしてくれる生徒会役員です。

 夏休み真っ盛りの8月5日、ちょうど日本の裏側にある南米チリのサンホセ鉱山で、大規模な落盤事故が発生しました。 当初、地底600mよりも深い場所にいた33名の作業員に、生存者はいないだろうと予想されました。

 しかし、事故発生から実に11日後、事態は急展開します。
 地下700mの所にある避難所まで穴を掘って引き上げたドリルの先端に、「 我々は全員生きている 」 と書かれたメモが取り付けられていたのです。

 ただし、それは作業員たちが生きて地上に戻るための、そして、地上で救助活動を行う人々と、それを見守る家族たちの、長く苦しい戦いの始まりを意味するメモでもありました。