7月6日(火) 本日の授業風景 ・ その2
- 公開日
- 2010/07/06
- 更新日
- 2010/07/06
校長より
3年生・家庭科の授業の様子です。
家庭科には 「 家族 ・家庭と子どもの成長 」 という学習内容があります。
今日はその発展学習の一環で 「 弟たちの誕生 〜 ある家族の立会い出産 」 ( 文科省選定 ) というビデオを視聴しました。
双子の赤ちゃんを妊娠した母親と、父親、生まれてくる赤ちゃんのお姉ちゃん、お兄ちゃんの家族が、立ち会い出産に臨む姿を描いたドキュメンタリーです。
30分程度のビデオですが、みんな真剣な眼差しで見ていました。
出産シーンでは、思わず眉間にしわを寄せたり、口元に手を当てたりしながらも、モニターから目を背ける人はいませんでした。
ある男子生徒と女子生徒の書いた感想文を載せます。
校長 武田幸雄
★ ★ ★ ★ ★
お母さんの陣痛はとても苦しそうで、とてもかわいそうな気持ちになった。
子供たちもとても不安そうな顔で、看護の人もしっかりと安心できるような言葉をかけていて、お母さんを安心させるためにとても大変そうだった 。
生まれるときはとても感動して、お母さんはすごいなと改めて思った。
双子だったから2回も陣痛がきて苦しそうだったけど、生まれたときは一人目の子と一緒でみんなうれしそうで、なんかいいなと思った。
出産によって家族の絆は今まで以上に深くなったんじゃないかなと思います。
子供たちは出産の場面を見たことによって、これから生きていく中でとてもいい経験をしたなと思います。
この家族は、これからも幸せに生きていってほしいなと思います。 【 男子 】
★ ★ ★ ★ ★
このビデオを見て、あらためて命の重さを知った。
自分もこうして生まれてきたのかと思うと、母親に申し訳なくなった。
私は一回、母親に 「 生まれてこなきゃよかった 」 と言ったことがある。 あのとき、母親が怒った意味がわかった。 私は最低なことを言ってしまった。
出産は赤ちゃんも頑張ると言うが、私は母親以上に頑張っている人はいないと思う。 現に、私が頑張った覚えなどない。
私は、立ち会い出産がもっと一般的になり、多くの人が命の尊さを知るべきだと思った。 私は帰ったら、母親に 「 ありがとう 」 を言おうと思う。 【 女子 】