2/12(木) 昼休みの生徒たち
- 公開日
- 2009/02/12
- 更新日
- 2009/02/12
校長より
2月12日(木)
どんより寒かった昨日とは打って変わり、暖かな日差しの降り注ぐ穏やかな一日でした。
今日は午前中、校内消防設備の点検がありました。
専門業者の方により、非常ベルや防火扉・火災探知機・放水ホース等の点検や、消火器の補充などが行われていました。
昨年、大阪で16名の犠牲者を出した個室ビデオ店の火災(放火)は、記憶に新しいところです。 また、2001年に発生した新宿歌舞伎町の雑居ビル火災では、実に44名の犠牲者を出しています。
このように、商業施設等たくさんの人が集まる場所で発生し多くの犠牲者を出した火災では、事後の検証で消防設備の不備や、管理者の防災意識の欠如が指摘されることが少なくありません。
本校でも「万が一」に備えて、本日のような消防設備の点検や避難訓練を定期的に行っております。 火災は発生させないことが一番、しかし、万が一発生した場合、その被害を最小限にとどめる努力を日頃から怠らずにいたいと思います。
さて、話題は変わりますが、冒頭述べたように春めいた陽気だったにもかかわらず、昼休みの校庭は遊ぶ生徒も少なく閑散としていました。(写真 上)
理由は、来月7日(土)に迫った合唱コンクールです。 多くのクラスで昼休みの時間を惜しむように、全体もしくはパートごとに練習に励んでいました。(写真 中・下)
いよいよ本番まで3週間あまり、徐々に練習も熱を帯びてきています。
ただし、この季節に火災が多いのは、ストーブなど火を扱うことが多いことに加えて空気が乾燥していることも大きな要因の一つです。
その空気の乾燥は、同時に「のど」の大敵でもあります。 せっかく合唱練習に励んでも、肝心の「のど」を痛めるようなことがあってはいけません。 うがいを心がけ、部屋にも加湿器等で一定の湿度を保つなど、「のど」にも万全の備えをして本番を迎えてください。
(今日行われていた「消防設備点検」と「合唱練習」を、半ば強引に結びつけた話題でした。)
校長 武田幸雄