校長雑感 ( 2年生 ・ 職場体験 )
- 公開日
- 2009/07/08
- 更新日
- 2009/07/08
校長より
7月8日(水)
2年生の皆さん。
三日間にわたる職場体験、本当にお疲れ様でした。
初日と二日目にも少しだけ職場を回ったのですが、時間の関係でいずれも君たちが帰宅した後でした。 今日やっと朝から一日かけて回りましたが、それでもすべての職場を訪問することはできませんでした。
行ってあげられなかった職場の人たち、また、せっかく行ったのに会うことのできなかった人たち、ごめんなさい。
でも、皆さんがいきいきと仕事をしていた様子、輝くような表情で仕事に励んでいた様子は、職場の担当者の方や、巡回した先生方から聞いています。
職場で会えた人たちに、私が 「 仕事を経験してみた感想は? 」 と尋ねると、異口同音に 「 楽しい! 」 という答えが返ってきました。 素晴らしいことです。
では、あえてさらに尋ねますが、どうして楽しかったのかわかりますか?
それは、「 仕事 」 とは、それが仕事である以上、必ず誰かの、何かの役に立っているからなのです。 誰の ( 何の ) 役にも立っていない仕事など、この世にはあり得ないのです。 そして、人は、自分が誰かの(何かの)役に立っていると実感できたとき、「 やって良かった 」 「 楽しかった 」 と思えるものなのです。
そうした思いを実感できたなら、この三日間は皆さんにとって、とても有意義なものであったと思います。
最後に、皆さんに貴重な体験の機会を与えてくださった職場の皆様に、改めて感謝してください。 そして、早くから準備を進め、この三日間も他学年の授業の合間に巡回したり、電話番をしてくださったりした先生方のご苦労も、決して忘れることのないように!