4月21日(水) 校長の見た身体計測
- 公開日
- 2010/04/21
- 更新日
- 2010/04/21
校長より
身長を測定したあと、「 後輩に負けた!」 と、この世の終わりであるかのように嘆いている女子がいました。
視力検査で上を指さすとき、お笑い芸人 「 オードリー 」 の春日さんの真似をしながら 「 トゥーッス 」 と言っている男子がいました。
私の見たかぎり、なんとも和やかな(?)身体計測だったように思います。
いずれにせよ、中学生時代は大事な成長期です。
バランスの良い食事と適度な運動、そして規則正しい生活リズムで健康な体づくりを心がけてください。
そして、願わくは、その健康な体をこれから自分は何のために使うのか、何に役立てればよいのか、考えてみてください。
画家・詩人の 星野富弘さん という方がいらっしゃいます。
もとは体育の教師でしたが、体操部の指導中 「 宙返り 」 に失敗して頸髄を損傷、首から下の全機能が麻痺してしまいました。
以来、教職の道を絶たれた星野さんは、口に筆をくわえて絵を描き、その絵に詩を添えるようになりました。 そして、今では多くの詩画集を出版され、星野さんの作品を展示する 「 富弘美術館 」 まで設立されるに至っています。
そんな星野富弘さんの詩を、一つだけ紹介しておきます。
( 絵を紹介できないのは残念ですが … )
校長 武田幸雄
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神様がたった一度だけ
この腕を動かしてくださるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れるぺんぺん草の実を見ていたら
そんな日が本当に来るような気がした