1年算数「いくつといくつ」〜授業風景
- 公開日
- 2010/06/06
- 更新日
- 2010/06/04
1年生
1年生の算数では、10までの数について、5や10の補数(いくつといくつで10になるか)について学んでいます。
黒板に教師用の10個の大きなブロックを置いて、そのうちの隠されたブロックの数を考えていました。慣れないうちは「6,7,8,9,10だから5」などと指を折って数えたりしていますが、だんだん数を見ただけでパッと補数が言えるようになってきます。それがとても大切なことで、これからの算数や数学の学習の基礎となるものです。
また、ただ暗記させるのではなく、カードを作って操作しながら自然に身に付けていくようにしていくのです。本時では、数カード作りもしていました。書かれた数だけ丸を塗り、数を視覚化できるようにします。「1なのに3つ塗っちゃった」という子もいて「何だそりゃ」など言いながら、〔2だから2つ塗る、4だから4つ塗る〕ということも分かってきました。こうして唱える数から実感を伴った数量としての数になっていくのです。