学校日記

6年 『春を待った木のつぶやき』

公開日
2011/09/26
更新日
2011/09/22

せんかほけんしつ

3月に震災があり、4月に登校した途端、クラス替えを発表された6年生。
ちょっぴり不安な気持ちを抱えているのでは、と心配していました。

新しいクラスの仲間と取り組む最初の作品は
校庭に咲く桜を見て、イメージを膨らませてかいていきました。

まず、

「たくさんの花を咲かせる桜の木の中には、
きっとすごい生命エネルギーが流れているに違いない!!」

という投げかけを受けて、クレパスでごりごりと色を重ねていきます。
ちょっぴり、油絵のような風合いになりました。

次に、リキッド粘土に色をつけて、桜の花や葉っぱを表現しましたが、
初めて出会うリキッド粘土に大興奮でした!!

最後に、コンテパステルで仕上げ、
長年、由井一小を見つめ、長い冬を乗り越えてきた桜の木の
つぶやきを想像して、絵の中に書き入れていきました。

色や質感の美しさを生かした作品に、
他の学年の子供たちも、うっとり見とれていました。