展覧会16
- 公開日
- 2011/02/17
- 更新日
- 2011/02/17
図工室
平成23年2月4,5,6日は、三年に一度の、本校展覧会でした。
心の中にはアートがあります。また、アートは心の表現です。子供たちの心が、子供自身が作品の中に現れているように・・・。そういう意味から、この展覧会のテーマを決めました。
作品の探しやすさで考えれば、学年別、クラス別、出席番号順が一番良いのだと思います。しかし、今回は、そういう展示方法よりも、子供たちの作品が互いに響きあい、子供たち作品のひとつひとつが、さらに素敵に輝く空間を生み出す展示にしたいと思いました。さらに、技術的な“うまい”とか“へた”とかではなく、作品から見えてくる子供の心を見ていただけるような空間を、子供たちとともに作りたいとも願いました。
そこで、今まで他では見たことのないような展示方法「テーマ別展示」を工夫しました。
HeartでArtを展覧会の全体テーマに、全校児童で制作した全体テーマと同名の共同制作を、体育館の天井いっぱいに飾りました。
「どうぶつ」「ファンタジー」「スポーツ」「木と土」「水」「メディア」「エプロン屋」「光とかげ」という八つのテーマ別にブースを分け、会場全体をテーマパークのようにする”テーマ別展示”にしました。それぞれのブースを流れるような曲線で区切るのは、6年生の作品です。
子供たち、みんなの力で体育館を、学校を、アートな空間に変えることができた夢のような三日間にすることができたと信じています。
(図工専科 尾池佳子)