古くから日本で行われている行事ですが、仏教伝来とともに、中国の七夕行事も合わさりました。

日本に伝わる棚機（たなばた）

　「棚機女（たなばたつめ）」として選ばれた女性が着物を織って棚にそなえることで、秋の豊作を祈り、人々のけがれをはらう行事でした。

　仏教が伝わった後は７月７日の夜に行われるようになり「七夕」を「たなばた」と読むようになりました。

七夕にまつわる星座

　織姫星である「こと座のベガ」、彦星である「わし座のアルタイル」は、天の川をはさんで分かれています。ここに「はくちょう座のデネブ」を加えると、「夏の大三角形」ができます。

今日は、八王子産の桑の葉粉で色付けした笹かまぼこのマヨネーズ焼きと七夕汁を食べます。七夕汁は、そうめんで天の川、人参で短冊、かまぼこで星を表しています。