1年国語「読書『ベンチ』」〜二年次研修研究授業〜
- 公開日
- 2022/06/16
- 更新日
- 2022/06/16
お知らせ
この単元は「ベンチ」を読むことを通して読書が知識や情報を得たり、自分の考えを広げたりすることを理解するのが目標です。
「ベンチ」のあらすじは以下の通りです。
フリードリヒ(ユダヤ人少年)がヘルガ(ドイツ人少女)と出会い、やがてデートをします。ベンチに座るときにヘルガはフリードリヒがユダヤ人であるということに気づきます。その後二人は次のデートの約束をしまするが、フリードリヒはその約束を悩んだ末にすっぽかしてしまいます。それは自分と親しくしているのを誰かに見られたら、彼女が収容所に送られてしまう、と思った末のことでした。
この授業では「フリードリヒがデートをすっぽかした決断」について、どう思うかを考えました。「仕方のないことだった」と考える生徒、「行くべきだった」と考える生徒、様々でしたが、それぞれの根拠を聞くことで、考えが変わったり深まったりしていました。
また生徒たちは意見交換の際にグーグルジャムボードも有効に活用することができていて、クロムブックがすっかり文房具の一部となっている、と感じました。
次回の授業は、単元最後の授業です。読書について考えます。